11【ウンチク】臥煙

臥煙

江戸城の防火を目的として設置された消防組織である定火消は、慶安3(1650)年6月、幕府直属の4,000石以上の旗本をもって創設されました。
 万治元(1658)年には4組でしたが、その後数回の改廃を経て、宝永元(1704)年には10組となったことから、別名十人屋敷、十人火消と呼ばれていました。
 定火消には、八代洲、赤坂、お茶の水、四谷などに火消屋敷が与えられ、各屋敷には与力や同心、そして火消活動を行う臥煙(臥烟又は火煙とも書いた)などおよそ100人近くが常駐していました。
 与力や同心のもとにあって、直接消火作業に当たった臥煙について、太田櫛朝は『江戸乃華』で次のように述べています。
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