14【ウンチク】消防車の赤

消防車は何故赤い?

緊急自動車を赤や白に塗色しているのも、色彩が人間の感覚に訴える効果を担うことがもとになっています。
では、消防自動車は、なぜ赤いのでしょうか。それは、「道路運送車両の保安基準」という運輸省令(昭和26年7月28日第67号)で決められているからなのです。
第49条第2項には、「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車にあっては朱色とし、その他の緊急自動車にあっては白色とする」と定められています。
一般に消防車は赤といわれていますが、法規上は朱色なのです。
消防車が赤色とされた理由は定かではありませんが、外国から輸入した蒸気ポンプや消防車が赤であったことから、わが国でも赤色としたというのが一般的な理由のようです。
それに、赤色は注意をひく色であること、炎の赤を連想させ警火心を起こさせるなども理由の一つに数えられるでしょう。
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13【ウンチク】世界最古 消防隊

世界最古 消防隊

記録に残る最古の消防組織は、ローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス(シーザーの養子)が、西暦前17年に組織した消防隊だといわれています。これ以前にも、神殿の護衛のために火災に対する警戒制度があり、また、火災や盗難防止のため、奴隷を使って夜間警戒に当たらせたりしていましたが、このような方法では、相次ぐ火災を防ぐことはできなかったようです。
アウグストゥス大理石像
 アウグストゥスの消防隊は、一隊約500人からなる七隊で編成されていました。
各隊の指揮は護民官が行い、総指揮は執政官に次ぐ強大な権限を持つ消防総隊長(夜警長官とも呼ばれた)が当たっていました。
 消防隊は、市の周辺にやぐらを建てて見張りを行い、火災を発見したときはラッパを吹いて知らせていました。消火活動用の装備品としては、バケツ、組立はしご、牛腸製のホース、水がめ、おの、ハンマー、のこぎり、水噴出器などでしたが、このほかに、高層建物から飛び降りて避難する人々のために、大きな枕も準備していました。救助マットの前身がすでに使われていたのです。
 また、大火になるとサイフォンを利用して水を吸い上げ、消火用水として使っていました。おそらくこれは、水頭圧を利用して、火災の際の水利として活用した歴史上初めてのものではないでしょうか。
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